京都府「南丹市」の医師求人特集(生活&医療情報)

南丹市の生活関連情報

南丹市の観光スポットとして人気なのは、るり渓の紅葉、九品寺や大野ダム・日吉ダムを背景に咲く桜など自然豊かな景色を生かしたエリアになります。
これらの自然を生かして、最近では「ふるさと美山らんらんマップ」というジョギングやマラソンに向いてるコースを紹介しています。
ゴール地点には温泉など運動後の疲れを癒してくれる施設があるのも嬉しいポイントです。

南丹市の医師に関する情報

京都府南丹市には人口33,145人(2015年国勢調査)が住んでいます。
南丹市の2010~2015年における人口増減率は-5.88%、高齢化率は33.50%となっています。

医療施設数は、病院が3施設(京都中部総合医療センター:464病床、明治国際医療大学附属病院:114病床、医療法人社団菫会園部病院:60病床)あります。
また、一般診療所数は27施設あります。
これらの医療機関数を人口対比でチェックしてみると、南丹市の病院数・診療所数ともに全国平均値よりも多いことがわかりました。

具体的には、南丹市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.51に比べ9.05と約2.5ポイント高い数値でした。
また一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して81.46と約13ポイント高いことがわかりました。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)
このデータから南丹市の医療機関数は、全国平均値よりも多いと言えます。

では、南丹市で働く医療スタッフ数はどのような状況なのでしょうか。
南丹市に常勤している医師在籍数について調べてみると、南丹市内の常勤医師在籍数は121名在籍していることがわかりました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で確認してみると、全国平均医師数240.93人と比較して365.06人と約145ポイントも高いことがわかりました。
つまり、現時点で南丹市の医療体制は、全国に比べて充実していると言えるでしょう。

結果的に、南丹市内の常勤医師の募集ニーズは全国に比べ低いと考えられます。
そのため、今のタイミングで転職されれば、条件交渉はスムーズに行く可能性がやや低いと言えるでしょう。
今後も南丹市の医師募集傾向は現状のままなのでしょうか。
その答えを導くため、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」をチェックしていきたいと思います。

この推計値によると、南丹市の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合、2020年予測では99、2025年は97、2030年予測では94、2035年では89、2040年予測では85、2045年予測では79と現状に比べて約21%減少することが分かりました。
つまり、医療ニーズが減少傾向に転じるため、それに影響して医師募集ニーズも現状より低くなる可能性が高いと言えます。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを推測します。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では101、2025年は108、2030年予測は109、2035年では106、2040年予測では102、2045年予測では97と減少傾向にはあるものの、現状とほぼ変わらない状況で推移することがわかります。
つまり、今後25年間の医療ニーズは現状を維持する可能性が高く、介護現場での医師募集ニーズは現状の変わらない可能性が高いと考えられます。

このように、医療・介護ニーズの変動を注視することによって、南丹市における未来の医師募集ニーズを予測することができました。
ここで挙げた「高齢者人口」以外にも、オンライン診断や医療技術の発展により、医師募集ニーズに影響を及ぼす要素は確実に増えてより複雑さを増すと考えられます。
転職時には、条件に加えて今後の情勢の変化についてもある程度予想しておくことが、今後の医師転職における成功のコツと言えます。
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