島根県「吉賀町」の医師求人特集(生活&医療情報)

吉賀町の生活関連情報

島根県吉賀町は島根県の南西部最南端に位置しています。寂地山は山口県との県境にあり山口県の最高峰の山です。4月から5月にかけて、山草である「カタクリ」という薄紫がかった可愛らしい花を見に、多くの登山客が訪れます。





吉賀町の医師に関する情報

島根県吉賀町は人口6,374人(2015年国勢調査)の市です。吉賀町は、人口が少ないこともあり、医療施設数がわずかしかありません。具体的にご紹介すると、病院が1施設(六日市病院:110病床)、そして一般診療所が3施設しかありません。次に、別の角度から医療機関数をチェックしていきます。これらの病院・診療所などの医療機関数を吉賀町の人口対比でチェックする方法です。この方法でチェックすると、吉賀町にある病院は、全国平均値の2倍以上であることがわかりました。一方、診療所は全国平均値よりも少ないことがわかりました。具体的には、吉賀町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して15.69で全国平均よりも約9ポイント高くなっていました。また、一般診療所数は人口10万人あたりで換算した場合、全国平均値68.14に対して47.07と全国平均よりも約20ポイントほど低い状態になっていました。つまり、吉賀町は人口の割に病院の数は多い一方で、診療所の数は少ないということができます。では、島根県吉賀町に在籍する医師数の状況はどうなっているのでしょうか。島根県吉賀町に在籍する医師数はわずか12名(2017年10月現在の地域内医療機関情報の集計値)でした。在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較しても、吉賀町は188.26人と少ないことがわかりました。つまり、島根県吉賀町の現在の医師数が不足していることを表しており、医師募集ニーズが高いと言えます。しかし、この状況は長くは続きません。病院・介護施設共に医師募集ニーズは現状がピークと言えるでしょう。この点について具体的なデータを参照しながらご紹介します。今後25年間の医療施設/介護施設別の医師募集傾向について調べてみると、吉賀町における医療機関・介護施設の「医師募集傾向」は、2015年以降、徐々に減少すると予想されています。(これらの医師募集傾向は、吉賀町の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」を参考)具体的に2020〜2045年までの「医療・介護需要予測指数」をチェックしてみましょう。吉賀町の医療需要予測指数推移によると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では96,2025年は93、2030年予測では88、2035年では82、2040年予測では75、2045年予測では68になるという予想がされています。次に吉賀町の介護需要予測指数を見てみましょう。2015年実績を100とした場合、2020年予測では96、2025年は99、2030年予測では98、2035年には93、2040年予測では85、2045年予測では75になるという予測が出ています。つまり、今後25年間は「医療・介護需要予測指数」は減少し、吉賀町における医師募集ニーズも下がってくると言えます。このような現象は、吉賀町に限ったことではありません。しかし吉賀町とは逆に、医療・介護ニーズが今後も増加する出雲市といった地域もあります。このように、同じ島根県内でも医師募集ニーズは今後10~20年で大きく変化してきます。そのため、これから島根県内で転職を検討するなら、医師募集ニーズが今後も維持できるのかを事前にチェックすることをお勧めします。
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