島根県「津和野町」の医師求人特集(生活&医療情報)

津和野町の生活関連情報

島根県津和野町は島根県の南西に位置しています。太鼓谷稲成神社は千本鳥居があり、そこを下ったところにある食堂では珍しい黒いいなり寿司が食べられます。また、100名城にも指定されている津和野城は、リフトや登山で登った場所にあるため、見晴らしも良く、津和野町を一望できて観光スポットとして人気です。





津和野町の医師に関する情報

島根県津和野町は人口7,653人(2015年国勢調査)の市です。津和野町は、人口が少ないため医療施設数がわずかしかありません。具体的には、病院が1施設(津和野共存病院:49病床)、そして一般診療所が7施設です。医療機関数だけみると、医療機関が足りないように感じますが、これらの病院・診療所などの医療機関数を津和野町の人口対比でチェックすると様子が違ってきます。実は、病院は全国平均値の約2倍、診療所は全国平均値よりも多いという状況でした。具体的には、津和野町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して13.07で全国平均よりも約6ポイント高くなっていました。また、一般診療所数は人口10万人あたりで換算した場合、全国平均値68.14に対して91.47と全国平均よりも約34ポイント高くなっていました。つまり、津和野町は人口の割に医療機関数が多いということがわかりました。では次に、島根県津和野町に在籍する医師数の状況はどうなっているのでしょうか。島根県津和野町に在籍する医師数はわずか12名(2017年10月現在の地域内医療機関情報の集計値)でした。在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると、津和野町は156.80人と少ないことがわかりました。つまり、島根県津和野町の現在の医師数はかなり不足していることを表しており、医師募集ニーズは高いことがわかります。しかし、この医師募集傾向は今後も続くわけではありません。病院・介護施設共に医師募集ニーズは現状がピークと言えるでしょう。この点について具体的なデータを参照しながらご紹介します。今後25年間の医療施設/介護施設別の医師募集傾向について調べてみると、津和野町における「医療機関の医師募集傾向」は、2015年以降、徐々に減少すると予想されています。同様に「介護施設の医師募集傾向」も、2015年以降、徐々に減少すると予想されています。(これらの医師募集傾向は、津和野町の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」を参考)具体的に2020〜2045年までの「医療・介護需要予測指数」をチェックしてみましょう。すると今後25年ほどの島根県津和野町における医師募集ニーズの様子が見て取れます。津和野町の医療需要予測指数推移によると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では92,2025年は85、2030年予測では77、2035年では69、2040年予測では60、2045年予測では51になるという予想がされています。つまり、2025年以降、現状の0.51倍前後と半分ほどになることを意味しています。次に津和野町の介護需要予測指数を見てみましょう。2015年実績を100とした場合、2020年予測では93、2025年は91、2030年予測では86、2035年には79、2040年予測では67、2045年予測では56になるという予測が出ています。津和野町における医師募集ニーズの衰退現象は、津和野町に限ったことではありません。しかし津和野町とは逆に、医療・介護ニーズが今後も増加する出雲市といった地域もあります。このように、同じ島根県内でも医師募集ニーズは今後10~20年で大きく変化してきます。そのため、これから島根県内で転職を検討するなら、医師募集ニーズが今後も維持できるのかを事前にチェックすることをお勧めします。
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