島根県「西ノ島町」の医師求人特集(生活&医療情報)

西ノ島町の生活関連情報

島根県西ノ島町は隠岐諸島の西ノ島に位置しています。国賀海岸は、国立公園に指定されている自然景勝地で素晴らしい景色を楽しむことができます。丘の上には馬や牛が放牧されており、丘の緑と海の青のコントラストを楽しむことができます。遊覧船などからもその景色を楽しむことができ、陸からも海からも絶景を望むことができます。




西ノ島町の医師に関する情報

島根県西ノ島町は人口3,027人(2015年国勢調査)の市で、海に囲まれた島になります。西ノ島町は、人口が少なく島という特殊な環境にあることもあり、医療施設数がわずかしかありません。具体的にご紹介すると、病院が1施設(隠岐広域連合立隠岐島前病院:44病床)、そして一般診療所が2施設しかありません。しかし、別の角度から医療機関数をチェックすると状況が変わって見えてきます。それは、病院・診療所などの医療機関数を西ノ島町の人口対比でチェックする方法です。この方法でチェックすると、西ノ島町にある病院は、全国平均値の5倍以上であることがわかりました。一方、診療所は全国平均値よりもやや少ないものの平均値並みであることがわかりました。具体的には、西ノ島町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して33.04、一般診療所数は人口10万人あたりで換算した場合、全国平均値68.14に対して66.07と全国平均とわずか1ポイントほどしか変わらないことがわかりました。つまり、西ノ島町は人口の割に病院の数は非常に多く、診療所数も全国平均並みにあることを意味しています。では、島根県西ノ島町に在籍する医師数の状況はどうなっているのでしょうか。島根県西ノ島町に在籍する医師数はわずか8名(2017年10月現在の地域内医療機関情報の集計値)ですが、在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると西ノ島町は264.29人と大差がないことがわかりました。つまり、島根県西ノ島町の現在の医師数は全国平均並みに不足していることを表しています。しかし、この状況は今だけです。病院での医師募集ニーズは現状がピークと言えるでしょう。今後25年間の医療施設の医師募集傾向について調べてみると、西ノ島町における医療機関の「医師募集傾向」は、2015年以降、徐々に減少すると予想されています。また、西ノ島町における介護施設の「医師募集傾向」は、2035年以降、徐々に減少すると予想されています。(これらの医師募集傾向は、西ノ島町の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」を参考)具体的に2020〜2045年までの「医療・介護需要予測指数」をチェックしてみましょう。西ノ島町の医療需要予測指数推移によると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では97,2025年は94、2030年予測では88、2035年では80、2040年予測では70、2045年予測では61になるという予想がされています。次に西ノ島町の介護需要予測指数を見てみましょう。2015年実績を100とした場合、2020年予測では99、2025年は104、2030年予測では107、2035年には100と盛り返しますが、2040年予測では84、2045年予測では69と急激に減少する予測が出ています。つまり、25年後に当たる2045年頃には、西ノ島町の「医療・介護需要予測指数」は減少し、それに伴い、医師募集ニーズも減少すると言えます。このような傾向にある市区町村は、西ノ島町だけではありません。しかし西ノ島町とは逆に、医療・介護ニーズが今後も増加する出雲市などの地域もあります。このように、同じ島根県内でも医師募集ニーズは今後10~20年で大きく変化してきます。そのため、これから島根県内で転職を検討するなら、医師募集ニーズが今後も維持できるのかを事前にチェックすることをお勧めします。
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