島根県「出雲市」の医師求人特集(生活&医療情報)

出雲市の生活関連情報

島根県出雲市は、県内では2番目、山陰地方では松江市・鳥取市に次いで3番目に人口が多い市です。出雲市では、出雲未来図という王号復興計画を立て取り組んでいます。その内容には戦略として(1)雇用創出2000人プロジェクト(2)定住人口キープ17万人プロジェクト(3)交流人口1000万人プロジェクト(4)住みやすさNo.1プロジェクトを行なっています。


出雲市の医師に関する情報

島根県出雲市は人口171,938人(2015年国勢調査)が住む市で、日本海に面した市になります。医療施設数は、病院が11施設(島根県立中央病院:634病床、島根大学医学部附属病院:600病床、医療法人壽生会 寿生病院:239病床、 島根県立こころの医療センター:224病床、出雲市立総合医療センター:199病床、出雲徳洲会病院:183病床、出雲市民病院:180病床、医療法人同仁会海星病院:166病床、斐川生協病院:120病床、出雲市民リハビリテーション病院:116病床、医療法人社団耕雲堂 小林病院:50病床)、そして一般診療所が144施設あります。これらの医療機関数を出雲市の人口対比で医療機関数を見た場合、病院・診療所共に全国平均よりも多いことがわかりました。具体的には、出雲市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して6.40とあまり変わりがなく、一方、一般診療所数は人口10万人あたりで換算すると、全国平均値68.14に対して83.75と全国平均よりも約15ポイント高くなっていました。では次に、島根県出雲市に在籍する医師数の状況についてチェックしてみましょう。島根県出雲市に在籍する医師数は794名で(2017年10月現在の地域内医療機関情報の集計値)した。驚くことに、在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると、出雲市は461.79人と約2倍という状況でした。このデータから分かるように、島根県出雲市の現在の医師数は充足状態と言ってよいでしょう。つまり、医師募集ニーズは他のエリアに比べると低いと言えます。しかし、その状況は今後変化することが予想できます。これから今後25年間の医療施設/介護施設別に今後の医師募集傾向について調べてみると、出雲市における「医療機関・介護施設の医師募集傾向」は、2025年以降、徐々に増加する予想が出ています。この医師募集傾向は出雲市の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」を参考にしています。具体的に2020〜2045年までの「医療介護需要予測指数」についてご紹介しましょう。出雲市の医療需要予測指数推移をチェックすると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では103、2025年は106、2030年予測では107、2035年では106、2040年予測では106、2045年予測では105になるという予想がされています。つまり、2025年以降、現状の1.05倍前後で推移することを意味しています。次に出雲市の介護需要予測指数を見てみましょう。2015年実績を100とした場合、2020年予測では105、2025年は117、2030年予測では123、2035年では123、2040年予測では122、2045年予測では120になるという予測が出ています。つまり介護現場でも医師の募集ニーズが2030年あたりからやや増加する可能性があり、医師募集ニーズもそれに合わせて高まる可能性を示しています。このような医師募集傾向の変動は、島根県内のすべてのエリアで起こっているわけではありません。出雲市とは逆に、医療・介護ニーズが徐々に減少する市区町村がほとんどです。つまり、今後島根県内で医師として転職を検討するなら、出雲市は数少ない医師募集ニーズが維持もしくは高まるエリアと言えるでしょう。
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