京都府「京丹後市」の医師求人特集(生活&医療情報)

京丹後市の生活関連情報

京丹後市は海に面した地域にあります。
そのため、海岸沿いに14ものビーチがあり地元の方を含め多くの方が訪れています。
夕日ヶ浦(浜詰夕日ヶ浦海水浴場)は、夕日が切れないビーチとして有名です。

八丁浜海水浴場は、遠浅という立地もあり多くのサーファーに愛されています。
小天橋・葛野浜海水浴場は8kmにも及ぶロングビーチで有名で多くの海水浴客で賑わうビーチです。

京丹後市の医師に関する情報

京都府京丹後市には人口55,054人(2015年国勢調査)が住んでいます。
京丹後市の医療施設数は、病院が4施設(公益財団法人 丹後中央病院:306病床、京丹後市立弥栄病院:199病床、京丹後市立久美浜病院:170病床、特定医療法人三青園 丹後ふるさと病院:160病床)、一般診療所数は22施設あります。
絶対数だけでは、医療機関数が多いか少ないのか判断がつかないので、人口対比でもチェックしてみると、病院は全国平均に比べてやや多い状況である一方で、診療所は全国平均よりも極めて少ないことがわかりました。

京丹後市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.51に比べ7.27と約1ポイント高い状況でした。
それに比べ、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して39.96と約29ポイント低いことがわかりました。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)
このデータから考えられる京丹後市の医療提供構造は、2パターンあると考えられます。
一つは診療所数が少ないため、本来なら診療所で診察してもらうべき患者さんが病院に流れているというパターン。
もう一つは、少ない診療所で全国平均よりも多くの患者さんを診察しているというパターンです。

次に、京丹後市の医療体制を明らかにする上で重要になる、常勤医師在籍数についてチェックしてみましょう。
京丹後市内の常勤医師在籍数を調べると85名在籍していました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、先ほどと同じように「人口10万人あたり」でチェックすると、全国平均医師数240.93人と比較して154.39人と約86ポイント低いことがわかりました。
つまり、現時点で京丹後市の医師数は、全国平均値に比べて非常に少なく、一人一人の常勤医師に多くの負荷がかかっていると考えられます。

また、そのような状況であることを解消すべく、多くの医療機関では、医師の募集を積極的に行っていると言えます。この状況から、京丹後市内の医療機関に医師が転職する場合、年収等の条件交渉はスムーズにいく可能性が高いと言えます。
しかし、休みを多く取りたい・新しい領域に挑戦したい・これから医師として一人前を目指す医師にとっては厳しい環境になる可能性が高いとも言えます。

いずれにせよ、この医療機関において医師募集ニーズが高い状況はずっと続かないことが分かっています。
その根拠となるデータとして将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」をご紹介しましょう。
この推計値によると、京丹後市の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合、2020年予測では98、2025年は96、2030年予測では92、2035年では86、2040年予測では81、2045年予測では75と現状に比べて約25%減少する予想が出ています。
つまり、医療ニーズが急激に減少することになるため、医師募集ニーズは現状より低くなる可能性が非常に高いと言えるでしょう。

では視点を変えて介護現場での医師募集ニーズはどのような状況なのかチェックしましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズをチェックしていきたいと思います。
このデータからわかることは、京丹後市の介護需要予測指数が増加傾向から減少に転じるという点です。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では103、2025年は110、2030年予測では109と微増するものの、2035年では105、2040年予測では101、2045年予測では95と、2045年にはついに現状を割る予想が出ていることがわかります。
この結果から、25年後、介護現場でも医師の募集ニーズは現状より減少すると言えるでしょう。

このように、高齢者の人口変動は医療・介護の需要に大きく影響を与えます。
医療・介護ニーズに変動して、医師の募集・採用ニーズも大きく変動することに留意して転職先を検討することをお勧めします。
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