医師の平均時給額は1万円ほど。そのため1日8時間労働の場合、日給換算すると8万円というのが平均値になります。
しかし、これはあくまでも8時間労働だったときの話。実際には勤務時間を調整したり、在宅医療+車の運転といった「通常勤務に+α」することで、日給10万円になることはさほど難しいことではありません。
では日給10万円を超える場合、どんな+αが要求されているのでしょうか。
日給10万円を超える非常勤求人の特徴として3つのポイントを押さえておくことが重要です。それは「勤務時間」「交通アクセス(エリア)」「仕事内容」の3点です。
まず「勤務時間」ですが、通常の日勤帯に、当直医とのつなぎのための早出や遅番を加えたり、夜診を加えるなどによって、日給額をアップさせることができます。そのため、ネット上では「日給8万円、9万円」と記載されていても、交渉次第では日給10万円以上になる可能性は十分あります。求人情報だけで「条件に合わないから・・・」と候補から外すと機会損失してしまうことも・・・。表面的な情報に踊らされないことが好条件求人に出会う可能性を広げてくれます。
2点目に「交通アクセス(エリア)」です。都心などの人気エリアは、給与をあげなくても応募があるため、日給10万円以上の求人を見つけることは難しい状況です。ご自宅からの乗り換えが複雑だと、結局その非常勤勤務に費やす時間は多くなります。そのため、「時給換算すると割に合わない」ということもしばしば。日給額だけにとらわれず、通勤しやすいか、時給換算したときに納得できる額なのかをチェックすることが重要です。
最後に「仕事内容」です。過去にあった事例では「救急外来の仕事だけだと思ったら、病棟の急変患者対応まで依頼されてしまった」など、想定外の仕事まで任されてしまうことがあります。ネットの情報だけでは、そこまで詳しく説明されていないことも多く、面接等で足を運んで初めて知らされるケースや、場合によっては実際に働くまで知らないといったケースまであります。週に1回の勤務でも、ご自身が任される仕事内容については具体的に確認を取るようにしましょう。
このように、日給10万円という額面だけでなく、「勤務時間」「交通アクセス(エリア)」「仕事内容」についてしっかり吟味することが肝要です。しかし、忙しい合間をぬって様々な求人情報をチェックするのは手間も時間もかかります。また、よい条件の求人ほど、ネット上など公開される前に募集終了になってしまうことがほとんどです。
そんな先生がたのために「医師専門の紹介会社」があります。事前に「日給10万円以上で●●駅から1時間で通勤できる」という条件を登録しておくと、ウェブ上に公開される前に優先的に情報を提供してくれます。また、先生の代理人として、「勤務時間」「交通アクセス」「仕事内容」についても比較していくつかの候補を無料で提案してくれます。先生方は、それらの整理された情報を検討するだけなので、無駄な手間や時間を使う必要がありません。
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