医師の結婚・産休・育児

結婚、出産・産休、育児・・・女医さんにとって大きな変化の時期。この時期のキャリアプラン等について、ご紹介しております。

女性医師の仕事と結婚

女性医師のキャリアパスには、結婚・出産・育児といった大きな変化の時期があります。
もちろん結婚・出産だけが女性の生き方ではありませんが、縁があれば結婚を考え、家庭を持てば子供について考えるのは自然の流れでしょう。
男性医師の場合は結婚がキャリアの妨げにはなりませんが、女性医師の場合にはどうしても妊娠・出産時にキャリアを一時中断、あるいはスローダウンさせざるを得ません。
そして、妊娠~出産という大きな経験によって人生観が変化する方も少なくありません。

「母親として子供を育てる」という仕事の責任ややり甲斐が、医師としての仕事に勝るとも劣らないという実感を持つようになる方もいらっしゃいます。もちろん価値観は人それぞれですから、お子さんの手が離れるかどうかのうちから第一線に復帰なさる方もいらっしゃれば、完全に病院から離職してしまう方もおられて、これは何が正解とは言えない選択です。

しかし現在の日本の医療情況から言うと、結婚を理由に医師がひとりでも減るのは非常に残念です。

もちろん女性医師の出産・育児期のバックアップ体制が整っていない医療現場に最大の原因があるわけですが、医療現場としてはひとりでも多くの女性医師に、産休から速やかに職場復帰していただきたいのです。また、そのための支援策として24時間対応の院内保育所などを準備する病院も増えてきました。

パートナーの理解と協力を求める

結婚相手が医師や医療関係者であれば女性医師の働き方や職業の事情というものも理解してくれると思いますが、そうでない場合は結婚に際して医師という仕事(特に女性医師という仕事)独自の事情をよく理解してもらうことが大切です。

そして結婚を機に、「自分はひとりの女性としてどのように生きていきたいのか。またひとりの医師としてこれからどのように働いていきたいのか」という方向性の見直しを行うべきかもしれません。子供は何歳くらいで欲しいのか、あるいは欲しくないのか。妊娠・出産期のキャリアプランをどうするか。育児・家事にパートナーはどれくらい協力してくれるのか。パートナーは女性医師としての仕事をどれくらい尊重し、どれくらい協力してくれるのかといったことをしっかり話し合ってから結婚に踏み切るのが望ましいと思われます。

もちろんお子さんは授かりものですから計画通りに行くかどうかは別として、ご自分とパートナーの方向性を共有し、それに向かって新婚生活を築かれてはいかがでしょうか。

しなやかでしたたかなキャリアプランを

お子さんの育児・教育に関してはどうしても母親に負担がかかります。家庭を顧みず仕事に打ち込む男性医師は珍しくないようですが、女性医師の場合はなかなかそういうわけにはいかないでしょう。

当面、パートタイムが可能な非常勤アルバイトを選択せざるをえないかもしれません。そもそも「人生のその時期にふさわしい、適度な働き方」が選択できるのが本来の働き方のはず。医師不足、特に勤務医の不足が深刻化している現代ではそうした状況への理解も進み、フルタイムの常勤の他に、当直免除あるいは勤務日数や時間を短縮した半常勤、もしくはパートタイムの非常勤アルバイトを柔軟に行き来する働き方を認める病院も増えてきています。

従来の固定観念にとらわれず、「しなやかでしたたかなキャリアプラン」を実現できるような職場をお選びください。

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